原因不明の体調不良はおなかのカビのせいだった!
ごはんを食べた後にガスがたまったり、
すぐに下痢や便秘になったり、
熱もないのになぜか頭がもやもや、重い感じ・・
こういった症状がある人は
腸にカビが根を張っている可能性大!!!
じつは
いろんな不調の原因が腸にすみついたカビのせい
であることがわかってきました。
今回はそんな腸のカビが体に害をなすしくみと、
カビが原因と考えられる症状と、
カビを増やす食品、カビを退治してくれる食品の4つをお伝えします。
これで長年の不調が改善できるかも!
カビって本当に腸にいるの?いたらどうなるの?
カビがおなかにいること自体信じられないし、
考えたくないのですが、
いるんですねーこれが。
そもそも
健康な人間の腸には100兆個の細菌がすんでいます。
そのうち1パーセントくらいはカビです。
少量ならカビも悪さをしないのですが、
爆発的に増えた時に問題が起きます。
それは、3つあります。
リーキーガット(漏れ出る腸)
カビは腸を刺激して炎症を起こさせます。
弱った腸は、普段閉じている腸壁の隙間を開けてしまい、
未消化のものや異物まで血中に流してしまいます。
これを漏れ出る腸という意味で
リーキーガットと言います。
毒を出して体に巡らせる
また、カビは毒を出します。
特に危険なのは
アルコールと、アラビノース、グリオトキシンです。
アルコールは
頭痛、吐き気、下痢に加えて麻酔耐性を体に持たせてしまいます。
アラビノースは
からだを作るたんぱく質の構造を変えてしまいます!
免疫疾患、臓器の炎症を引き起こします。
グリオトキシンは
免疫細胞(T細胞やマクロファージ)を切り刻む!(怖っっ!!)
免疫疾患ばりばり起こします。
こういった有害物質が
血液を通じて体全体に回ります。
低血糖かつ甘いもの依存
カビは糖分をエネルギー源としています。
そのため
カビが腸の糖分を横取りして消費し、
不足してきたら宿ぬしの体に糖をとらせようと
働きかけます。
こうなると、
糖質をとっても体には吸収されず低血糖になります。
その一方で、
カビの要求通り甘いものを無意識のうちに摂り続けます。
いわばカビに乗っ取られた状態です。。。
ちなみに低血糖は、
ひどくなると意識障害や精神疾患にもなる
大変危険な症状です。
こんなことまで?!腸のカビによって起こること。
カビによって引き起こされていると考えられている重大な例をあげます。
1、自閉症
2、生理不順、前立腺炎
3、クローン病、リウマチ
4、精神疾患(パニック症候群、うつ病、統合失調症)
ほかにも関連が疑われているものは多数あります。
「おいしいもの」がカビを増やしてしまう。
では、カビは何によって増えるのでしょうか。
答えは「おいしいもの」です。
主に砂糖、小麦、牛乳、コーヒー、アルコールです。
砂糖はカビのえさになります。
小麦は「グルテン」というたんぱく質を含んでいます。
このグルテンがカビの一種に似ているため、抗体が間違って
グルテンを攻撃し、ほかの臓器も一緒に傷つけてしまうことがあります。
牛乳は消化されにくいため、
腸に負担をかけて間接的にカビの応援をします。
コーヒーはカビやすいのでだめです。
アルコールは周知のとおり毒です。
手軽な食品でカビを退治しよう!
では、カビをとる方法はないのでしょうか?
にんにく
抗カビ作用のあるアリシンという成分を含んでいます。
たまねぎ
抗カビ作用のあるアリシンという成分を含んでいます。
梅肉エキス
最強のカビ退治食品です。
梅は殺菌作用が強く、
昔からおなかの調子を整えるのに使われてきた万能食材です。
とくに、その梅を煮詰めた梅肉エキスは効果抜群です。
シナモン
抗カビ作用があります。
注意!!
早くよくなろうとカビ退治食品を一気にとると、
カビは死んだときに吐く毒のせいで
一時的に体調が悪くなることがあるのでご注意ください。
まとめ
カビってこんなに怖いの。。
体のことを気を付け始めた矢先に
本屋で「おなかのカビが病気の原因だった」をみつけて
恐ろしくなってしまいました。
備わすれないように、今回の記事にしてみました。
おなかの調子悪いとか、疲れやすいとか、
なんかよくわからんけどしんどい人はカビを飼っているかもしれないので
食事から見直してみてはどうでしょうか?
我が家ではにんにくチューブとりあえず買いました。
梅肉エキスもこの記事書き終わったら買います。
**参考にしたのは**
医師の内山葉子さんの書籍「おなかのカビが病気の原因だった」
コメント