国民年金は損か得か。○歳○カ月まで生きたら回収できる。が・・・(3)

お金

前回は、

保険料の増加率をふまえて

現在20歳の人が生涯で納めるだろう保険料の合計額を計算しました。

今回は、

年金額の減少率を踏まえて

現在20歳の人が65歳からもらえるだろう年金額を計算します。

これで、国民年金の保険料払うのが損か得かはっきりします!!

では、いってみましょう。

年金額の変遷

小田原市公式HP 老齢基礎年金の金額(満額)を教えてほしい(過去の金額も教えてほしい)。
によると

年金額
2011年 78万8900円
2020年 78万1700円


ということなので、ここ10年で7200円少なくなったことになります。

とすると1年あたり720円の減額です。

2065年の年金額予想


これを踏まえて今の20歳の人が65歳になる2065年までに減る年金額は

720円×(65-20)年=3万2400円

2020年の年金額が78万1700円なので、2065年の年金額は

78万1700円-32400円=74万9300円

となります。

回収に何年かかるのかというと

では、払い込む保険料の支払い合計ともらえる年金額が出たので
何年で払い込んだお金が回収できるか計算していきましょう。

前回の記事で、40年間の保険料の支払い合計は

934万3200円

だったので、

2065年から74万9300円ずつ年金を満額もらうとすると
934万3200円÷74万9300円=12.469…


12年6カ月で回収できることになります。

つまり、65歳からもらえば78歳で元が取れますね。

結果

結果は払った方がお得ということが判明しました。

今20歳の人は78歳まで生きるなら年金ちゃんと払った方が良いですよ。

思ったよりちゃんともらえそうですので。。。。。。。。

ここまで計算したのでちょっと悔しい結果ですが、
これでよかったんですよね。

しかし、これはあくまで現状から考えた場合の金額なので
変化していく可能性はあります。

数年に一回は計算しなおさないと!

注視していきましょう。

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