ついに、鬼滅の刃が千と千尋の神隠しの興業収入を抜いた。
この件について話したい。
*画像を使わせていただきジブリさんに感謝。
鬼滅の刃は今更ながらにすごい
年末にナウシカが放送されて、
やっぱり見てしまったのは私だけではないはず。
しかし、その裏で着々と鬼滅の刃の記録は伸びていました。
アニメーターの皆さんの努力の賜物なのだと思います。
声優さん、Lisaさん、広報さん、演出さんなど
私にはわからないくらいたくさんの人が絞り出した傑作に
違いないのです。素晴らしいのです。
令和の顔になるアニメでしょう。
でもごめんなさい。。
私はやっぱりどうしてもジブリに甘やかされて生きてきた者です。
柔らかで繊細で、画面越しに空気感が伝わってくるような
あのジブリの世界から抜け出せない。
蝉の声が覆い被さってくるような暑い夏の日、
ジャンパー越しに肌をさす冬の寒さ、
里山の穏やかな秋の色、
あるいは
主人公たちの、
言葉を必要としないくらいに語りかけてくる饒舌な瞳や仕草。
人物の過去や思いが滲み出ているような佇まい。
少しだけちりばめられた彼らの過去の記憶から
色々なことが十分に伝わってきます。
そういうものを感じられるジブリが大好きだ。
大好きで、大好きで、大好きで、
大好きなんです。
鬼滅の刃はジブリと全く逆
内面の葛藤をすべて言葉にしてしまうのです。
そこが、
あまりにもジブリの人物の描き方と異なるために受け入れがたいのです。
時代は変わったんですね。本当に。
とても、寂しい気持ちでいっぱいになりました。
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